2018/03/24

ポルトガル・スペイン その8

シートベルトサインが消えた.

早速,CAさんがおしぼりを配りだした.
僕もしっかりと受け取り,その際に,
 「サンキュー」
と緊張しながら小声で言ってみた.
にっこり笑顔で答えてもらい,
実は,これが英語を使った初の国際交流だった.
今思うと,体のラインがバッチリでている民族衣装と
そこから放たれる笑顔にドギマギして緊張したのかもしれない.
真実はなんだったのか忘れてしまった.

その後,ウェルカムドリンクの提供に移行.
何にしょうかと悩んだのだけれども,
25日間の幕開けの記念だという理由でシャンパンをリクエストした.
「シャンパン」
だけ伝えたらちゃんと出てきた.まだ,僕は国際化していないので,「プリーズ」の一言をつける勇気がなかった.
そして,今思うと,この時出てきたのは,スパークリングワインだった思う.
このままでは引き下がれないと思い,もう一度ドリンクをもらうことに.
ただ,何を頼もうか考え,英語が通じやすそうなコーラに決定した.
先ほどのCAさんが回ってきたので,手を上げて気づいてもらい,
「コーク,プリーズ」
と言ってみた.おそらくかなりぎこちない「プリーズ」だったと思う.
当たり前だけど,笑顔と共にコーラが出てきた.
プリーズを言えて一安心.
プリーズを入れたせいか,CAさんの笑顔が先ほどよりにこやかだったような気がした.

そして,食事時間に.
地球の歩き方や友人,当時のCMで食事の様子はなんとなく知っていた.
「チキン オア フィッシュ」
僕は,あのCMを見た時から一度言ってみたかった.
そこで,意を決して,どうせ二度と会わない人だしと言い聞かせ,言った放ったのが,
「ボウス プリーズ.」
CAさんは怪訝そうな顔をしてどこかに姿を消してしまった.
その後,責任者のような人と共に戻ってきて,何やら僕に言っている.
詳しくはリスニングできなかったけれども,どうやら,
「本当はダメなんですけど,今回は特別ですよ.」
と言っていたようだ.
その結果,でてきた.2つとも.
2つもらえたことよりも,
こちらの意図が伝わったことの方が嬉しかった.

人の二倍ご飯を食べてあっという間の6時間のフライト.
いよいよ,シンガポール・チャンギ国際空港への着陸体制に入ったのである.

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