2016/07/29

夏目漱石著 我輩は猫である 


30年ぶりぐらいに「我輩は猫である」を読んでいる.


すっかり内容を忘れているで再読ながら読んでいて新鮮だ.


主人公の猫の独白や行動が可愛らしく,


また,


先生など登場人物が猫目線で滑稽に描かれている.


夏目漱石のユーモアが心地よい作品である.


そして,文の調子にお経のリズムがあり,


お経を唱えるか如くリズミカルに読むことができる.


改めて漱石の文章の巧さがよく分かる.

最近は,猫ブームなので,この本を朝の連続テレビドラマにしたら,


結構人気が出るのではないかと思う.


こんなことは30年前に考えもしなかったので,


再読もいいものだと思う.


昨今の本は,ストーリー展開の意外性がとりだたされるが,


ヘミングウェイや夏目漱石など淡々とストーリーが展開しながらも,


文章の巧さを味わうのも良いものである.


2016/07/08

都知事選挙

朝のニュースで,石田純一さんが出馬するのか否かのぶら下がりインタビューが流れていた.

また,有名人が選挙に...と呆れていたのですが,

インタビューを良く聞いていたら,

石田純一さん曰く,

「本来は,政策が議論されるべきでしょ」

とのこと.

まさしくその通りだと思い,

彼に対する見方が変わりました.

2016/07/07

[読書感想文] 死神の精度 (文春文庫) 伊坂幸太郎

★★★ 


友人に勧められ読んでみた.
ヘミングウェイの氷山の一角的文章を読んだ後なので,ダイレクトな表現にやや戸惑う.
表現手法は無難な感じであるものの
短編集でありながら,



この本のキモは主人公の設定だ.

死神が,
実に真面目に仕事をしているだけなのにユーモラスになるのは読んでいて思わず笑いがこみ上げる.

編間で微妙につながりがあるのも興味深く,

また,ノスタルジックな気分にさせられる.

2016/07/06

写真を投稿してみよう.



最近撮った写真でお気に入りの写真.

少しアンダー気味で撮影する.

明暗が美しい.


撮影しているカメラは,オリンパスTG-4.

防水なので,こんな写真も簡単に撮影出来る.

水中に沈める時は壊れるのではないかと思い,

どきどきした.

移転2

大阪に異動.

13年ぶりに戻ってきた.

大阪を離れる前は,大阪が一番と思っていた.

各所を訪問したら,大阪が一番とは思わなくなった.

大阪には良い所が沢山ある.

しかし,全てにおいて一番ではない.

その辺りを自覚しないと発展しないと思う.

とにかく,大阪より良い所は日本に沢山ある.

インターネット時代で気をつけた方がよいこと 〜偏った思想に触れること〜

 インターネットが日常で当たり前になり,SNSなど個人の情報を一方的に発信することができるようになってきた.そのおかげで,見る側の人間にとっては,不特定多数の人々の意見を目にすることができるのである.それらの情報の中には,有益な物が多い一方で,少し過激で偏った情報もたくさんあり注...