最近,テレビもネットもこの騒動で持ちきりです.
指示した方が悪い,
忖度できなかった学生が悪い,
親が出てくる問題では無い,
一人で記者会見した学生は立派だった,
様々な議論が巻き起こってます.
個人的な感想は,
ルール度外視の危険な行為は断じて許されることでは無い,
また,それを指示したのであれば,それは言語道断である.
ぐらいで,
マスコミがこぞって長時間取り上げる問題では無い,
と思います.
しかし,日本人の全体主義的な特性かもしれません.
特に,ネットで誰かが一言騒ぎ出すと,
すべてがその意見に流されてしまう.
最後は,誰かを悪人にして厳罰を下さないと気が済まない.
その厳罰が,将来の何かポジティブなことに繋がりますか?
そうこうしている間に,世界はどんどん変化しています.
だから,時間をかけるべき話題はたくさんあると思います.
ネットでは,検索すればいろんな意見が出てくるものの,
検索する言葉は自分の興味のあるものに絞られます.
裏を返せば,様々な話題に触れる機会が無くなり,
民主主義が成り立たなくなるのです.
折しも,先日読んだ本,
キャス サンスティーン著 「インターネットは民主主義の敵か」
に書いてあった通りのことが,今,まさに,現実に起きています.
この本は,2003年ごろに刊行されたものですが,
的確に将来を見抜いています.
インターネット時代で気をつけた方がよいこと 〜偏った思想に触れること〜
インターネットが日常で当たり前になり,SNSなど個人の情報を一方的に発信することができるようになってきた.そのおかげで,見る側の人間にとっては,不特定多数の人々の意見を目にすることができるのである.それらの情報の中には,有益な物が多い一方で,少し過激で偏った情報もたくさんあり注...
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