昨日、割と短なところで痛ましい事件が発生しました。
よく知っている場所なだけに、
他人事に思えませんでした。
結局、明け方、犯人は捕まり、
町には平穏が戻ったのですが、
なんだか、釈然としない気持ちもあります。
本件、早々に、お父様がコメントを発表してました。
ところで、私は、大学にて研究室を運営していますが、
絶対にやってはいけない指導というか、指摘というのがいくつかあります。
その一つが、
「親の顔を見てみたいよ。」
という類の言葉です。
もちろん、本気で言ってるわけではありませんが、
でも、本気でとらえられてしまうと、
指導された学生はとても傷つくので、
というのが理由のひとつです。
確かに、20歳を過ぎた一人前の大人に対して、
親もへったくれもなくて、
それは、個人の責任なのだから、
親は関係ないのです。
さて、冒頭の事件ですが、
世間では、早速、親がどうとかこうとか。
冒頭の事件に限らず、当事者の御両親にまで憶測がとんでます。
昔も凶悪であったり、猟奇的な事件はありましたが、
親がどうとかこうとか、あまり話はなかったとおもいます。
最近のネット事情のせいなのかもしれませんが。
それにしても、
学生の指導で親を引っ張り出すのはいけなくて、
凶悪犯だと親を引っ張り出していいのでしょうか。
よく考えないと、いろいろ世の中、矛盾だらけです。
罪を憎んで人を憎まず