2018/06/03

ポルトガル・スペイン その10

シンガポールの一泊の滞在は,これからの25日のヨーロッパ滞在を考えると,
十分なウォーミングアップができた,
と思っていた.

マーライオンを見てからは,適当に夕飯を食べた.
翌日は,夜11時発のパリ経由マドリード行きの便に乗るだけだ.
パリでは飛行機から降りて乗り換える必要がないらしいことは,
航空券を手配した会社で聞いてきたので,
間違いなく乗ってしまえば後は自動的に到着する.

翌日は,セントーサ島に行きシンガポールにあるもう一つのマーライオンを見た.
セントーサ島は,マーライオンの他にシーワールドのようなものがあったり,
アトラクションがあったり,完全にリゾート地の雰囲気が溢れている.
セントーサ島に降り立った僕は完全に浮いていて落ち着かないので,
マーライオンを見て帰ることにした.
本物のマーライオンは,数m程度の大きさで小さいと感じたけど,
セントーサ島にあるマーライオンは数10mの展望台付きマーライオンなので,
とにかく大きい.
そして,全体が丸みを帯びていてどことなくコミカルな印象だった.

二つのマーライオンを見て,世界三大がっかりポイント に選ばれるだけあって,
残念ながら,僕のテンションが上がる,ということはなかった.
ただ,とにかく有名なものを見た,という事実だけを積み重ねた感じだった.

夜が来て,いよいよ出発の時になった.
日本からシンガポールまでの便でCAさん相手に英語が少し通じたりしたのも相まって,
どこか気持ちに余裕ができていた.
チェックインも,セキュリティチェックも何の根拠もない自信があった.
ところが,搭乗口に行くとそこには白人しかおらず,
東洋人らしき姿は一人も見当たらなかった.
そんな光景を目の当たりにして,
海外に行くことを強烈に意識せざるを得なくなった.

これがアジアを離れる時の状況だった.

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