2016/07/29

夏目漱石著 我輩は猫である 


30年ぶりぐらいに「我輩は猫である」を読んでいる.


すっかり内容を忘れているで再読ながら読んでいて新鮮だ.


主人公の猫の独白や行動が可愛らしく,


また,


先生など登場人物が猫目線で滑稽に描かれている.


夏目漱石のユーモアが心地よい作品である.


そして,文の調子にお経のリズムがあり,


お経を唱えるか如くリズミカルに読むことができる.


改めて漱石の文章の巧さがよく分かる.

最近は,猫ブームなので,この本を朝の連続テレビドラマにしたら,


結構人気が出るのではないかと思う.


こんなことは30年前に考えもしなかったので,


再読もいいものだと思う.


昨今の本は,ストーリー展開の意外性がとりだたされるが,


ヘミングウェイや夏目漱石など淡々とストーリーが展開しながらも,


文章の巧さを味わうのも良いものである.


0 件のコメント:

コメントを投稿

インターネット時代で気をつけた方がよいこと 〜偏った思想に触れること〜

 インターネットが日常で当たり前になり,SNSなど個人の情報を一方的に発信することができるようになってきた.そのおかげで,見る側の人間にとっては,不特定多数の人々の意見を目にすることができるのである.それらの情報の中には,有益な物が多い一方で,少し過激で偏った情報もたくさんあり注...