インドネシアのバンドンというところで開催された学会に今月初めに4泊で行ってきました.
気候は,湿度が低くて,日本の春のような雰囲気.
今年の2月頃,突然,見ず知らずのバンドン工科大学の先生から,
プレナリーで講演してくれという打診があった.
どうして声がかかったのか?
と訳分からず,主催者に問い合わせたところ,
前職の大学のときにポスドクできていた,
インドネシア人が推薦してくれたとのこと.
知り合いの推薦だし,断り切れず行くことに.
これまで,インドネシアには行ったことがなくて,
特に,東南アジア系は食べ物が苦手(食わず嫌い)なので,
なおのこと,気乗りせず.
とはいえ,初のインドネシアだし,
滞在費は出すからとか,至れり尽くせり感があったので,
学会を楽しもうと言うことで行きました.
羽田からシンガポール経由で空路バンドンへ.
ジャカルタは経由しませんでした.
研究室にいるインドネシア人留学生に聴いたところ,
ジャカルタからバンドンまでは距離が近いものの
インドネシアの道路事情はどこに行ってもひどい交通渋滞.
なので,他国から直接バンドンへ入れ,と.
その通りにしました.
バンドン空港は,地方のちっちゃな空港で,
飛行機からターミナルまでは,
滑走路を歩いて行きます.
10kmほど先に山が見えて,
なんとなく懐かしい雰囲気.
後ほど得た情報によると,
前日と翌日に小規模な噴火があったとか.
実は,滞在中に地震もあり,
大陸プレートの端っこにインドネシアがあることから,
なんとなく日本と同じような状況なのだと.
到着ゲートをくぐると,
この学会のために呼び戻されたインドネシア人留学生と,
学会の関係者が迎えに来てくれてました.
そのまま,車に乗せられて,
晩ご飯を食べに.
気乗りのしない東南アジア料理なのですが,
ナシゴレン,ミーゴレン,焼き鳥などなど,
日本人になじみのある,違和感のない(少し辛いけど)料理を,
ココナッツジュースとともにいただきました.
(イスラムなのでアルコールはありません)
一通り食べ終わると,
ホテルに連れて行ってくれて,
明日の予定の確認.
明日は,
バンドン工科大学の機械工学専攻の計測研究室への訪問と,
プレナリースピーカーディナー.
9時30分に迎えに来ます.とのこと.
ホテルにチェックインして部屋に入ると,
それまでの少し混沌とした交通事情とはことなり,
キングサイズベッドとちょっとしたお茶のみスペースもあり,
また,バストイレもとても清潔で,優雅な部屋でした.
これは,快適!と喜ぶ次第.
翌朝,バンドン工科大学へ.
30分も早くからホテルのロビーで待っていてくれて,
時間の感覚に良い意味で驚いてバンドン工科大学へ.
大学内は,ブーゲンビリアの花が咲き乱れていて,
また,建物は,インドネシアの伝統的な雰囲気が残る,
素敵な大学でした.
この大学は,日本で言えば,東工大の様な位置づけ.
ここで勉強する学生さんは,エリート意識が強く,
また,それは,国の発展に貢献するんだ,
という強い意志が感じられました.
昔,日本に留学していた先生が多く,
とてもあたたかく迎えていただきました.
学会発表は,そつなく終わり,
懇親会では,生オケ大会になってみなさん,
学生さんも含めて歌を楽しそうに熱唱.
懇親会の形態にもいろいろあるんだなということと,
キロロの歌が,インドネシアで人気があるのにも驚きました.
最終日には,いろいろと街を案内してくれて,
会話の途中で,学会に行ったら現地のマグネットを買うんだ,と発した言葉を覚えていてくれて,
バンドンマグネットを用意してくれてました.
バンドンを発つ朝,空港まで見送りに来てくれて,
なんだか涙が出そうになりました.
僕を4日館アテンドしてくれたのは,
学生さんだったのが驚きです.
日本で学生さんにお願いしたらどうなることやら...
おもてなし,が日本の良いところと皆さん誇りに思っているようですが,
インドネシアに完全に負けてます.
日本は素晴らしいという偏向報道でガラパゴス化しているのが,
じわじわとボディーブローのようにきいてきています.
それにしても,日本人ゼロ,知り合いゼロの学会は,
とても楽しかったです.
帰国したら,早速,インドネシアの学生さんから,
研究室に入りたいとの打診がありました.
もちろん,快諾です.
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