2018/07/31

ダメとあまり言わない方が良い

最近,テレビ番組の宣伝が画一的で,
豆知識的なお話を披露して,それに驚く数名の芸人
という構図に辟易.
10時台のドラマと言えば,少し本格派の枠のはずだけど,
8時台のようなドラマが放映されている.
民放は,小さく小さくまとまってしまって,
多様性がなく面白みがなくなってしまった.
このような退化は,予算の問題もあると思うけれども,
BPOだったり,SNSだったりですぐ炎上してしまうから,
それを避けるためにも無難思考に陥っているのも一つの原因だ.


一方で,私の研究室に配属されてくる学生さんは,
個性があまり感じられない.
とにかく無難,問題なし,という感じ.
それでいいではないかと思われるかもしれないけど,
大学卒や修士卒に対する社会の要請は,
クリエイティブさ,であり,リーダーである.
残念ながら,とにかく無難で問題なしという人にクリエイティブなことはなかなか難しい.そして,人々を引っ張っていけるかと言われると,それも難しい.
このような没個性的な状況はどこで作り出されたか,
なんてことを考えることが多々あり,小学生ぐらいまで遡って考えてしまう.

現在,ネットが当たり前の世の中になり,
何かあれば袋叩きにあう.
また,情報があふれかえっている.
そして,社会の寛容性がなくなっていて,
小学生の頃から,迷惑を掛けないために,
やってはいけないことを,
とことん英才教育されている.
そのせいもあり,彼らのリミッターは非常に低いところに設定されていて.
え?そこで終わり?
という状況が蔓延している.
例えば,
 「先生,旅に出て良いですか?」
 「もちろん,いいよ! で,どこ行くの?」
 「伊勢です.」
 「・・・・」
という具合.(ここは,大阪の大学です)

ダメなことを徹底的にたたき込まれ,
許容範囲がとても狭くなり,
結局のところ,テレビと同じ現象になり,
小さくまとまってしまってます.

かたや,研究室にいる留学生は,自国を飛び出し,
リミッターなんてあるのか?というぐらい,
ダイナミックに動いてます.

彼らには全く責任はなく,社会システムの問題ですから,
よく考えないといけないのではないでしょうか.

0 件のコメント:

コメントを投稿

インターネット時代で気をつけた方がよいこと 〜偏った思想に触れること〜

 インターネットが日常で当たり前になり,SNSなど個人の情報を一方的に発信することができるようになってきた.そのおかげで,見る側の人間にとっては,不特定多数の人々の意見を目にすることができるのである.それらの情報の中には,有益な物が多い一方で,少し過激で偏った情報もたくさんあり注...